合気道とは

合気道は、開祖・植芝盛平翁(1883~1969)が日本伝統武術の奥義を究め、さらに厳しい精神的修行を経て創始した現代武道です。
合気道は、入身と転換の体捌きと呼吸力から生まれる技によって、お互いに切磋琢磨し合って稽古を積み重ね、心身の錬成を図るのを目的としています。また、合気道は他人と優劣を競うことをしないため、試合や競技を行いません。

「真の武道はいたずらに力に頼って他人と強弱を競うものではなく、自己の人格の完成を願っての求道である。」

と開祖は説き、その体現を目指す道として完成させたものです。
この開祖の信念に基づいて誕生した独自の武道である合気道の専門道場が、新宿区若松町の地に創建され80余年の歳月が流れました。
開祖・植芝盛平翁逝去の後、故植芝吉祥丸(1921~1999)が道主を継承して一般にも門戸を開放し世界に広げ、現在、植芝守央が道主を継承しております。
現在では国内外に広く普及・発展し、全世界で約140の国と地域で多くの人々に愛好されております。

論語とは

今からおよそ2500年前、春秋時代と言われる戦乱・動乱の時代を生きた思想家であった孔子。

孔子は自身が政治家をする魯の国が非常に荒れた状況であったため、「礼を重んじる」という旨と「信念」を広めようと奮起しました。

孔子は56才の頃より弟子を伴い、各国を巡り自身の理想である「礼を重んじる国家」を説く活動をし、国を出て13年余りたった69才の頃、故郷の

魯国の要請を受け帰郷。

そして孔子が礼儀作法や詩経、書経や問答を行い始めたことが「論語」に繋がっていきました。

論語は全20巻で、約500の文章から成り立っています。

特に「教訓にしている」という支持者が多いのは、経営者や会社員、或いはかつての首相など。

ですが、内容は大人だけではなく子供にも、男性にも女性にも、人として生きていく指針となることが幅広く書かれています。

当阿見合気道クラブは、古典の普及を進めておられる、

古典学習陶冶会(本部 東京)会長

株式会社ハートランド総研代表取締役

佐々木 直 先生

の協力を得て『阿見合気道クラブ陶冶館(館長 中山 満芳)』を開館し、現在も引き続き佐々木先生のご指導を頂きながら、論語の素読を行っております。