今月の論語
普段素読を行っている論語の一部を紹介させていただきます。
是非ご一読ください。
一、子曰く、人にして遠慮無ければ必ず近憂あり。
目先のことばかりに捉われるのは、身近に悩みをもっているからである。
二、子夏曰く、小人の過ちは必ず文る。
つまらぬ人は過ちや失敗に言い訳がましいことを言う。
三、子曰く、性は相近し。習相遠し。
生まれた時は皆同じ。日頃の習慣が人生を決める。
四、子曰く、苗にして秀でざるもの有り。秀でて實らざるもの有り。
神童必ずしも大成せず。愚かな者必ずしも悲観せず。努力継続あるのみ。
五、子夏日く、博く学んで篤く志し、切に問いて近く思う。仁其の中に在り。
身近なことに問題意識を持ち学び実践する。他人への思いやりもそこにある。
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