7月の論語
一、子曰く、三人行えば必ず我が師有り。其の善なる者を択んで之に従い、其の不善なる者は之を改む。
学ぶ人、見習う人は身近にいる。
二、子曰く、君子は人の美を成し、人の悪を成さず。小人は是に反す。
人の上に立つ人というのは、人の長所を褒めて一層向上させ、悪い言行には注意をしてこれ以上行わないようにする人である。
三、子曰く、我生まれながらにして、之を知る者に非ず。古を好みて敏にして以て之を求めたる者なり。
生まれた時から学問の出来た人物はいない。先人や歴史を積極的に学んで身に付けるべく努力をした。
四、子曰く、徳は孤ならず。必ず隣あり。
信じる道を貫けば感応する人、理解する人がいるものである。
五、子曰く、故きを温めて新しきを知らば以て師と為す可し。
昔の人の生き方、歴史の中に常に新しい道が示されている。これを先生とすればよい。
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